以前よりSIMフリー版より発売されており、HUAWEI Mate 10 Proがソフトバンクより2018年5月18日に発売となりました。
今回はHUAWEI製のハイスペックスマホ「HUAWEI Mate 10 Pro」の製品情報や気になるその値段を見ていきましょう。SDカードやおサイフケータイ、ワンセグ等が非対応ですが、それでも売れているのは、やはり高性能。日本では馴染みのないHUAWEIですが、売れ行きは好調のようです。
せひ確認してみてください。
HUAWEI Mate 10 Proの製品情報
1.世界初のAI対応のプロセッサーを搭載したスマートフォン
本来、スマートフォンはホーム画面を表示してたり、電話の発着信を主に処理をする「CPU」と呼ばれるチップと画像や動画の読み込みや、3D表示などの画像を処理する「GPU」の2つのチップで行なっていました。これらの数値が高い機種ほど「高性能」と言われています。現在では、Xperia XZ1。AQUOS Rがこれらの数値が高い機種となります。
本機種ではAI――人口知能を使った処理が得意な「NPU」と呼ばれるチップが世界で初めて搭載されています。「NPU」が搭載されていることによってAIが高速で結果を返してくれるようになっています。例えば、従来のスマホはインターネットに接続してAIから答えを出してくれていました。なので、結構のタイムラグがあったりしました。今回の機種はスマホの中にAIが搭載されていますので答えは直ぐに返って来ます。
そもそも、スマホにAIっている? と感じる方もいるかと思います。
従来のスマートフォンはどんな利用状況によっても常に100%の力を出すのでバッテリーの減りは均等に減っていきます。今回の機種は使用者の利用状況をAIで学習します。学習するので70%の力で動かしたりして適切なパフォーマンスで利用ができるので、この機種のバッテリーの持ちはかなり長いです。
また、バッテリーはソフトバンクのスマホの中で最高の「4000mAh」で、付属されている急速充電なら20分の充電で1日使用できます。
2.カメラが進化
カメラ界では知らない人はいないドイツのブランド「Leica(ライカ)」のレンズを上下に搭載したカメラで高画質のカメラ撮影が可能となっています。上がモノクロセンサー搭載、下がカラーセンサー搭載レンズとなっており、メインカメラの画素数は1200万画素、2000万画素です。明るさの指標を示すF値は1.6です。
数値の話はともかくとして、今回のAIを搭載しているスマホのカメラは被写体やシーンを自動で最適なモードに自動に変更してくれるようになっています。同時に一眼レフのカメラみたいにボカシのある写真が下の画像のように撮れるようになっています。
この時点で被写体を「人」を認識して写真を撮っています。iPhone Xには「ポートレート」という同じぼかしができる機能が搭載されていますが、被写体との距離関係でぼかしが上 手くできるかが決まりますので、意図的にぼかしができるのはこの機種の強みとも言えます。
3.EMUI 8.0搭載
上の画像のようにHUAWEI 10 proをPCモニターに接続すると大画面で操作が出来るようになりました。
今までのスマホやタブレットはPCのサブディスプレイとして利用は出来ましたが、ようやくその逆が出来るようになりました。これで、大きな画面でハマっているスマホアプリが遊べるようになりましたね。マルチカラム表示対応していますのでタブレットのように画面を2分割して使用出来るようになりました。
「 スマホにいる?」 と、思う方が中にはいるかもしれませんが、メールアドレスやID/PASSを手打ちしないといけない時など、一旦画面を閉じて、別アプリを何度か行き来する時があるかなと。iPadやタブレットを使用していてもこの2分割は結構重宝します。スマホにあるなら使いたいです。
4.ナックルジェスチャー
「ナックルジェスチャー」という機能が搭載されています。上の画像のように画面を指関節で2回ノックをするとスクショが撮れるようになってます。
ノックした後に長押しすると上の右側の写真のようなバーが出ます。その後にスクショをしたい部分を上の左側の画像のように外枠を書くとその部分だけをスクショできるようになっています。
2回ノックしないで指関節で右の図のように文字を書くとショートカットキーのように、あらかじめ設定した動作を行います。例えば『S』を書いた時は録画する、『M』を書いた時はChromeを起動する、『C』を書いたらカメラを・・・など。お好きな動作を登録して利用すると案外便利な機能です。
5.詳細スペック
サイズ | 約75×154×7.9mm |
ディスプレイ | 約6.0インチ |
重さ | 約178g |
充電時間 | 約90分(同梱ACアダプタ) |
バッテリー容量 | 4000mAh |
CPU | Kirin 970(オクタコア)2.36GHz+1.8GHz |
ROM | 128GB |
RAM | 6GB |
外部メモリカード | 非対応 |
解像度 | フルHD+(2160×1080ドット) |
メインカメラ | ダブルレンズ(約2000万画素+約1200万画素) |
サブカメラ | 約800万画素 |
動画最大撮影サイズ | UHD 4K(3840×2160ドット) |
ワンセグ/フルセグ | 非対応/非対応 |
防水 | IPX5/IPX7 |
防塵 | IP6X |
耐衝撃 | 非対応 |
おサイフケータイ | 非対応 |
生体認証 | 指紋、顔 |
ハイレゾ | 対応 |
HUAWEI 10 proの細かなスペックを表にしてまとめてみましたが、最新のOSを兼ね備えたり、高性能ではありますが、注意事項がちらほらと。
SDカードが非対応の為、万が一に備えてクラウドサービスを利用したデータのバックアップをする必要があります。また、おサイフケータイ非対応、ワンセグ、フルセグ非対応、イヤホンジャックがないので、変換ケーブルもしくはBluetooth型のイヤホンを準備する必要があります。
このあたりは、日本では重要視されている機能になりますので、ぜひ店頭でも確認してみてください。
HUAWEI Mate 10 Proの本体価格
HUAWEI Mate 10 Proは、ソフトバンクで販売されているAndroid端末の中でも上位モデルとなっています。そうなると気になるのが値段ですが、ソフトバンクでの販売価格は総額107,520円となります。
48回払いの場合
- 本体価格:2,240円×48ヶ月
- 月々割:-1,100円×48ヶ月
- 実質負担額:1240円×48ヶ月
24回払いの場合
- 本体価格:4,480円×24ヶ月
- 月々割:-2,000円×24ヶ月
- 実質負担額:2,728円×24ヶ月
上記のように結構な値段になっています。
また、10万円以上の機種代金となっていますので、のりかえ予定のない方は「半額サポート」という25ヶ月目以降、今回の機種を下取りに出せば残りの残債を0円にして機種変更が出来る48回払いの方が月々の負担を減らす為にはいいと思います。
まとめ
ソフトバンクはAndroid端末6台の発売を発表しました。この夏に盛り上がる予定のAndroid発売ラッシュの第1弾にかなりの高スペック機種を出して来ましたね。
メーカーさんの話を聞く限りだとiPhone Xの対抗馬としてこの機種を発売したそうです。お互いに譲らないカメラのスペック。カメラに関してはインターネット上で見比べてみて下さい。人によっての好みがハッキリと別れています。見るだけでも面白いと思います。
また、今回のHUAWEI 10 proはフィルム、ケース、急速充電器が購入時に同梱されています。フィルム、ケース、充電器に強いこだわりがなければ購入する必要はありません。Android? iPhoneだし・・・と決めている方、今回のAndroidはいいですよ。そろそろ機種変更かなぁと思っているなら、一度検討してみてはいかがでしょう?
HUAWEI:HUAWEI Mate 10 Pro