「携帯料金、もっと安くならないか?」スマホユーザーなら誰しもが一度は考えますよね。
格安スマホも興味はあるけれど、仕組みがよくわからない。携帯ショップに行くのは機種変更をするときくらい。今、自分が何のプランを契約しているかよく分かっていない。・・・など。
テレビのCMでは、すごく安くスマホが持てるようなイメージを持ちますが、私はもっと高い料金を支払っている。そんな方に「auピタットプラン」をご紹介します。
auピタットプラン とは?
「auピタットプラン」とは、auで提供されているスマートフォン専用料金プランです。インターネット検索や動画閲覧等、データ利用量に応じて自動的に定額料が変動していくため、「使った分だけ支払う」非常に分かりやすい料金体系になっています。
では、具体的にプランの中身を解説していきます。
auピタットプランは、通話のプランとセットになっているので、自分が月にどのくらい通話をするかは把握しておく必要があります。 (ここで言う通話とは電話回線を使った通話を言い、LINE通話やFaceTime、Skype等は含まれません)
通話プランは3種類
⒈スーパーカケホ(1,628円)
1回5分以内の通話であれば、国内通話が24時間かけ放題のプランです。5分超過後は30秒ごとに20円の通話料が発生しますので、短い通話を回数制限なしで利用していたい方にオススメします。
しかし、0570、104、0180など一部の通話は対象外となります。
⒉カケホ(2,728円)
国内通話が24時間かけ放題です。時間制限も回数制限もないため、通話が多い方は特にオススメします。
しかし、0570、104、0180など一部の通話は対象外となります。
⒊シンプル(1,078円)
家族以外の国内通話で話した分だけ支払う料金プランです。通話料金は30秒ごとに20円の通話料が発生します。
選ぶのは上記の3種類だけです。
通信プランは変動制
通信プランの料金は、使ったデータ通信量に応じて請求金額が変動します。
例えば、通話は全くしないので通話のプランはシンプルを選び、データ利用量が1GB未満だった場合は「1,078+1,870+330=3,278円」になるという仕組みです。
データ利用量 | 料金 |
---|---|
〜1.0GB | 1,870円 |
〜2.0GB | 2,970円 |
〜3.0GB | 3,700円 |
〜5.0GB | 4,700円 |
〜20GB | 5,700円 |
しかし、CMでは「月額2,178円〜」と放送されていますよね。どういうことかと言うと・・・。
①スマホ応援割
機種変更・新規契約と同時に「auピタットプラン(スーパーカケホ/カケホ)」、「auフラットプラン」にご加入の場合、利用料金から毎月1,100円の割引が12ヶ月間受けられます。
②auスマートバリュー
自宅のインターネット環境がauひかり、コミュファ光、So-net光などのauが提携している光回線になっていると、利用料金から毎月550円~1,100円の割引が永年受けられます。
上記の条件を満たすと・・・
- スーパーカケホ(1,628円)+LTENET(330円)+〜1.0GB(1,870円)=3,828円
- スマホ応援割(1,100円)+auスマートバリュー(550円)が割引。
- 合計2,178円となります。
「スマホ応援割」は、「auピタットプラン(シンプル)」の場合、割引対象外となります。
従来プランとの比較
「携帯ショップに行くのは機種変更のときくらい」「今、何のプランを使っているかよく分からない」こんな方は、特に利用状況と料金プランが合っていない可能性が高いので注意が必要です。
auの従来プランは、「◯GBで△円」というデータ通信料定額サービスで、使っても使っていなくても必ず利用料が発生しています。
ここで従来プランを少しだけご紹介します。
過去に主流だったのはLTEフラット(7GBで5,700円)です。その後、2GBで3,500円、3GBで4,620円、5GBで5,000円などのプランも出てきましたが、auピタットプランと比べると割高になっているのがわかります。
auピタットプランは2017年4月14日より提供開始となっているので、それ以前に機種変更をしている方は、利用料金が安くなるチャンスです。
まとめ
auピタットプランは、比較的データ通信量が少ない方には安くなるプランです。もし、下記のようなケースが当てはまる場合、ぜひ料金プランを見直しましょう。
- もともと自宅や職場にWi-Fi環境がある。
- スマホは持っているが、電話やLINEくらいしか使わない。
月に1,000円安くなれば1年間で12,000円の節約になります。電気代やガス代で月1,000円節約するといっても実際何をどうすれば良いのかわかりにくいですよね。それに比べてスマホの料金は見直すだけで一気に安くなります。
auピタットプランは、もちろん他社から乗り換えの場合でも適用できますので、今の携帯会社で機種変更をするよりも、auに乗り換えたほうが機種代金の割引やauピタットプランをつけることによって利用料が数千円安くなる場合もあります。
しかし、中には家にWi-Fiも使えない、動画もたくさん見る、ゲームアプリもたくさんすると言う方もいます。その場合は、auピタットプランよりもauフラットプランがオススメです。
auフラットプランは、20GBで4,720円の定額サービスとなっているので、3GB以上利用するとauピタットプランとの差額はたった20円になり、auピタットプランで5GB以上利用してしまうとauフラットプランより1,078円も高くなってしまうので要注意です。
自分の使い方に合った料金プランを選択することで、スマホの利用料金は安くできます。auのホームページで、簡単に試算できますのでぜひ検討してみてください。
au:auピタットプラン
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,300円)もかかりません。
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