当ブログに、ドコモユーザーの読者さんから質問がありましたのでご紹介します。
「突然のメールですが、ぜひお教えていただければ幸いです。私はドコモのスマホを使っていますが、端末の調子が悪いので機種変更を検討しています。しかし、種類が多く、また最新のアンドロイドやiPhoneだけでなく、docomo withなどもあり、正直どれを購入していいか分かりません。・・・」
「また、子供の動画視聴も増えてきて、パケットも足りていません。ドコモ光も検討中ですが、料金が高くなるのも厳しいところです。何か良い方法があれば教えていただけますか?」
このようなお悩みは店頭でも増えていますね。そこで、今回は2019年ドコモで販売している製品をもとに解説していきます。
利用状況・料金プラン・請求金額を確認すること
まずは相談者(佐藤さん)の通信環境と家族状況を確認する必要があります。
- 佐藤さん:ドコモ歴15年以上
- 奥さん:ドコモ歴15年以上
- 子供(4歳、8歳):ケータイなし
- 自宅:光回線(Wi-Fi)なし
家族の利用状況は、佐藤さんは通話が多く、データ通信(パケット)の利用が毎月7GB以上。奥さんは通話は少なく、データ通信は3~5GBほど使用しています。お子さんも、親のスマホでYouTubeやゲームアプリで遊ぶこともあるようですが、今のところ子供にスマホを持たせる予定はありません。
続いて、現在の料金プランと請求金額です。ここでは、分かりやすくするために「税抜」で表記しています。
佐藤さん(月々13,000円)
- カケホーダイ:2,970円
- シェアパック10:10,450円
- SPモード:330円
- ケータイ補償:550円
- ずっとドコモ割:-1,100円
- マイメニュー(継続課金):1,100円
奥さん(月々3,300円)
- カケホーダイライト:1,870円
- シェアオプション:550円
- SPモード:330円
- ケータイ補償:550円
- 留守番電話:330円
上記が、ドコモでの料金プランとなっています。端末代金はすでに支払い済みです。
しかし、子供の暇つぶしのために外出先での動画視聴が多く、データ通信量は10GBでは足りず、毎月速度制限がかかっている状態です。そのため、スピードモードで追加(2~3GB)をすることもあり、上記の合計金額16,300円に+2,000~3,000円を課金することもあるようです。
ちなみに、「WiMAX(モバイルルーター)」や自宅に「ドコモ光(Wi-Fi)」を導入することも検討していますが、知識もなく、工事も面倒な気がしていたため導入していないようです。
関連記事:どこを選ぶ?家でも外でもWiMAXがあればネット使い放題!同じモノなら料金の安さをチェック!
スマホを選ぶ基準は何か?
次にスマホを選ぶポイントを解説します。
最近のスマートフォンでは、大きく分類すると3つ(タブレットは除く)に分かれます。失敗しないためには、その3つの中から、自分の利用状況に合った機種を選ぶことが大切です。
- 最新のハイスペック
- 型落ちのハイスペック
- ミドルスペック(docomo with)
- タブレット、iPad
ここで記載している金額は、端末代金から月々サポートを適用させた差額「実質負担金(税込)」です。
最新のハイスペック(2019年1月現在)
最新のハイスペックとは、2019年1月現在で販売しているスマホでは、下記の5機種が代表的です。各メーカーが最高だとアピールするくらいですので、性能は抜群です。しかし、端末代金が高額なのがネックになります。
- Xperia XZ3 SO-01L:2,160円×24回
- Galaxy Note9 SC-01L:3,348円×24回
- Google Pixel 3:2,160円×24回
- iPhone XS 256GB:3,456円×24回
- iPhone XR 128GB:1,701円×24回
型落ちのハイスペック(2019年1月現在)
上記の機種の前モデルを「型落ち」としています。
最近のスマートフォンは家電と同じように最新モデルが発売されることで、型落ちの割引金額が増額し、実質負担金が安くなる傾向があります。型落ちと言っても、半年や1年前の製品ですので、性能は優れています。
- Xperia XZ2 SO-03K:1,350円×24回
- Xperia XZ1 SO-01K:432円×24回
- Galaxy S9 SC-02K:1,242円×24回
- iPhone 8 64GB:810円×24回
このように、半年や1年前の製品では最新モデルの半額近い金額で購入することができます。もし、最新にこだわりがなければ型落ちを狙って購入するのもいいでしょう。
ミドルスペック(docomo with)
- AQUOS sense2 SH-01L:-297円×24回
- Galaxy Feel2 SC-02L:135円×24回
- らくらくスマートフォン me(F-01L):189円×24回
- iPhone 6s 32GB:162円×24回
docomo withとは、ワンセグやおサイフケータイ、フルセグのなどの機能を削り、性能を抑えている分、実質負担金は0~300円程度が相場です。安いからと言って、「使えないスマホ」というわけではありません。
操作性もカメラも問題ありません。LINEやネット検索、動画視聴程度ならストレスは全くありません。
また、月々サポート(最大24回)と違って、次回の機種変更まで毎月1,650円割引がずっと続くため、購入から2年間は実質0円~200円程度、3年目は端末分割金が終了するため、毎月-1,650円基本料金が安くなります。
タブレット・iPad
- iPad 32GB:432円×24回
- dtab Compact d-02K:-594円×24回
- dtab d-01K:0円×24回
次に参考までに、タブレット、iPadについても解説しておきます。
タブレットの基本料金(月々2,500円)
- データプラン:1,870円
- シェアオプション:550円
- SPモード:330円
ドコモのタブレットは、ケータイとデータ通信(パケット)をシェアする料金プラン「2台目プラスやシェアパック」が主流になっているため、スマホとタブレットの2台持ちや家族で1台という使い方が増えています。
【見直し】相談者の利用状況に合わせると?
今回の佐藤さんに利用状況に合わせて、端末を選ぶポイントをまとめます。
- 佐藤さん:通話とLINE、ネット検索がメイン。
- 奥さん:LINE、ネット検索(レシピ等)がメイン。
- 子供:動画やゲームアプリがメイン。
- 補足:データ通信(パケット)は足りていない。
この4点に合わせて、機種を選び、料金プランを見直していきます。
佐藤さん(月々8,130円)
- カケホーダイ:2,970円
- ベーシックシェアパック(~5GB):7,150円
- SPモード:330円
- ケータイ補償:330円
- ずっとドコモ割:-900円
- 光セット割:-800円
- docomo with:‐1,500円
- 端末分割金:1,225円×24回
佐藤さんの購入機種は、人気の「AQUOS sense2 SH-01L(税抜)」を分割購入しました。選んだポイントは、スマホで利用しているアプリはLINEとネット検索程度、ゲームアプリなどはたまにする程度だったためです。
そして、少しでも節約するために、マイメニュー(継続課金分1,000円)は解約してもらいました。そして、自宅にドコモ光を導入し、その代わりパケットパックのプランを下げることにしました。
関連記事:国産スマホでdocomo with対応「AQUOS sense2 SH-01L」を買うならこんな人!
奥さん(月々2,235円)
- シンプルプラン:1,078円
- シェアオプション:550円
- SPモード:330円
- ケータイ補償:330円
- docomo with:‐1,500円
- 端末分割金:1,625円×24回
奥さんは、少しでも画面が大きく、カメラの画素数が高い「Galaxy Feel2 SC-02L(税抜)」を購入しました。通話はほとんどないため、シンプルプランに変更、留守番電話も、ほとんど利用していないため解約しました。
関連記事:docomo with対応「Galaxy Feel2 SC-02L」は買い?基本性能と月々の料金を解説!
タブレット(月々2,450円)
- データプラン:1,870円
- シェアオプション:550円
- SPモード:330円
- ケータイ補償:550円
- 実質負担金:-550円×24回
今回、子供用にタブレット「dtab Compact d-02K(税抜)」を購入しました。
やはり、動画視聴や知育アプリで遊ばせるのも別端末があったほうが良いという希望と、家族全員で使用することができるため、「1台あれば便利だろう」という理由です。
関連記事:店員が教える。ドコモのタブレット「dtab Compact d-02K」の活用方法!
ドコモ光(月々5,720円)
- ドコモ光(タイプA):5,720円
今回、自宅にドコモ光を導入しました。自宅はWi-Fiが利用でき、無制限でネット使い放題になりました。
また、外出先でのデータ通信を節約するため、あらかじめ動画などをダウンロードしておき、外出先で視聴させる予定です。
関連記事:「ドコモ光」知っておかないと損をする!確実にお得になる条件を教えます。
まとめ
今回、夫婦2人が機種変更、子供用にタブレットを新規契約、そして自宅にドコモ光を導入しました。
その結果、月々の料金は18,015円となります。そして、3年目以降は夫婦2人の機種代金がなくなり、タブレットは解約し、Wi-Fi専用で使用すると、佐藤さん6,630円、奥さん610円、ドコモ光5,720円で、合計12,440円となります。
見直し前では、佐藤さんが13,000円、奥さんが3,300円、そしてスピードモード分で+2,000円~3,000円程度、合計16,300~19,300円でした。今回の見直しで、新しい機種に買い替えても月々の料金は安くなり、インターネットも使い放題、子供用にタブレットもあります。
佐藤さんだけでなく、家族全員喜んでくれたようです。
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