2018年5月31日より、ソフトバンクから発売されたXperia XZ2。
今回の機種は従来のXperiaと見た目が変わって、全体的に丸くなって持ちやすさを重視。もちろん中身もパワーアップしています。今回は前モデルXperia XZ1との違いを元に、機能と気になる値段をみていきましょう。
これから、ソフトバンクで機種変更するなら確認するべきポイントを書いていきます。
Xperia XZ2とXZ1を比較する
サイズ | 約153×約72×約11.1mm | |
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質量 | 約198g | |
CPU | 2.8GHz(クアッドコア)/1.8GHz(クアッドコア) | |
メモリ | (ROM/RAM) | 64GB/4GB |
ディスプレイ | 約5.7インチ/フルHD+:2160×1080 | |
カメラ | メインカメラ | 約1920万画素 |
フロントカメラ | 約500万画素 | |
電池容量 | 3060mAh | |
連続待受時間 | 4G:600時間/4G LTE:620時間 | |
防水/防塵 | 防水(IPX5/8)、防塵(IP6X) |
上記は、XZ2のスペック表です。やはり、XZ2とXZ1と比較してどうなのかが気になるところですね。
スペック的に変わっているところと言えば、処理能力の向上、バッテリー、動画撮影、画面の大きさ、音量です。CPUは「Snapdragon 845」が採用され、CPU性能は30%アップ、AI処理能力は3倍とパワーアップしています。
XZ1発売から約半年なので、これくらいのパワーアップはされててほしいですが、RAM4G/ROM64GBは変わらず。CPUがパワーアップしていますので前モデルよりレスポンスは上がっているという感じ。
バッテリーは3,060mAhと大体待ち受けで、静止している時間の理論値は200時間長くバッテリー持ちするようになっています。各キャリアから表記されている待ち受け静止時間は約620時間です。
カメラに関して、フロントカメラは1,900万画素と変化はありませんし、前モデルインカメラ500万画素とXZ1と比較して劣化しています。インカメラは自撮り用カメラなのでインスタ映えを目指している方達にとっては痛恨ではあるかと思います。しかし、動画に関してはスマホ初の4K HDRである為、かなり色鮮やかな動画が撮影可能となっています。テレビでもよく耳にする4K。従来の映像などは拡大すると画像や映像が荒れて見えたりしますが、4Kは拡大しても細部まで綺麗に撮影できるようになっています。
画面に関して、XZ2は18:9のディスプレイを採用されています。前機種は16:9。下の画像の通りの大きさになっています。
本体は縦長になっていますので、多くの情報が表示できます。横画面にして動画や写真を見る際も大きく表示されるのでも見やすいです。個人的には、これがまた結構いい感じに機能しています。というのも、今回から搭載されている「ダイナミックバイブレーションシステム」がミュージックビデオなどの音やゲーム上のアクションに合わせて振動します。YouTubeやゲームアプリは、この新機能は結構ハマります。Live映像をよく見る人は臨場感を感じられるかと。
Xperia XZ2は、置くだけで充電できるワイヤレスもAndroid製品に対応するようになりました。イヤホンジャックが廃止されていますので、iPhone 7以降のように変換器を充電器のところに差し込んで音楽を聞くようになります。
充電しながらの音楽が聴けないので、ワイヤレス充電が対応されたのかなと。使ってみて感じていることは、無くて困ることないけど、あると便利なワイヤレス充電。滑り止めが付いてるのが殆どなので、運転中に置いて充電するということも可能となっています。
XZ2とXZ1ならどちらを買う?
3キャリアで発売されているXZ2に関しては、正直言って勧められるかは難しいです。
インカメラの機能減少、イヤホンジャックの廃止、結構ズシリとくる重量、パワーアップしているが然程変わらない性能。勿論、バッテリーの減りが早い事を気にされる方、バッテリーの容量はいいところも、動画撮影をするんだという方にはオススメはします。
しかし、XZ2が発売されたことによって、XZ1はソフトバンクなら機種変更でもかなり安い本体代金で購入する事が可能です。ショップ店員的には今回のXperiaを買うならXZ1をオススメしています。
現在、XZ5、XZSを使っている方で機種変更という方がいたら、正直XZ1でいいかと思います。
ソフトバンクでのXZ2の機種代金
ソフトバンクでの本体価格(Xperia XZ2)
48回払いの場合
- 機種代金:2,140円×48ヵ月
- 月月割:-900円×48ヵ月
- 実質負担額:1,240円×48ヵ月
24回払いの場合
- 機種代金:4,280円×24ヵ月
- 月月割:-1,800円×24ヵ月
- 実質負担額:2,728円×24ヵ月
最近、デフォルトになっている10万円越えの機種代金ですが、上記の画像のように分割購入が可能とはなっていますので、なるべく安く持つためには48回払いの利用がオススメです。
48回払いは、色々とデメリットなどが挙げられていますが、2年後も下取りに出して、残債を0にして機種変更できる仕組みなので、「のりかえ(MNP)」を検討していない方ならオススメです。上記はソフトバンクの場合を取り上げています。auやdocomoも同じような通信料値引きがあるため、大体同じくらいの機種代金の負担金にはなっています。
料金面のことではないのですが、ソフトバンクだけ「アッシュピンク」がありません。どうしても、ピンクがという場合はau、docomo、SIMフリー版での購入となります。
XZ1はどうなった?
XZ1の料金は下記の通りです。
XZ2が発売されてから月々割という値引きが増えて、機種変更時にも340円(48回払い)もしくは、680円(24回払い)という基本料金だけ気にするだけの値段となりました。オススメしていた理由は主に料金面で一気に下がって、なおかつまだまだ活躍できる機種だからです。
ソフトバンクでの本体価格(Xperia XZ1)
48回払いの場合
- 機種代金:1,940円×48ヵ月
- 月月割:-1,600円×48ヵ月
- 実質負担額:340円×48ヵ月
24回払いの場合
- 機種代金:3,880円×24ヵ月
- 月月割:-3,200円×24ヵ月
- 実質負担額:680円×24ヵ月
毎回、Xperiaシリーズはpremiumという後継機種を出す傾向にあります。現在発表されているのはau、docomoのみですが、こちらはかなりの高性能機種なので、機能面を気にされる方ならこちらの購入をオススメします。
さいごに
今回はXperia XZ2のレビューでした。
触ってみると結構面白かったりするのですが、いかんせん重量感があります。動画に関しては細部まで細かく綺麗に映し出されるので、動画をメインにスマホを使っているなと思う方にはオススメです。
ソニー系の機種はデータの移行が簡単に行える事、いたわり充電の機能があってバッテリーの持ちが長いこと、音楽が楽しめるなどオススメしやすく人気のメーカーです。
ただ、今回に関しては前モデルがまだまだ前線を張れる機種で手ごろな値段で持てるようになっていますので、Xperia XZ1で充分だと思います。上記のように動画を撮って楽しみたいんだという場合やバッテリー容量が高い方がいい、少しでもスムーズに動かしたいという場合は今回のXperia XZ2の購入がいいと思います。
SONY:Xperia XZ2