スマートフォンやPCを使う上で今やなくてはならないのがWi-Fiです。
Wi-Fiの重要性は以前からお話ししてきました。auで取り扱いのあるWi-Fiルーターの初代は、PC向けのUSBインターフェースでした。スマートフォンが発売される前までは、このUSBインターフェースが主流で仕事でPCを使う方や法人が購入していました。
しかし、スマートフォンが普及すると同時に Wi-Fiルーターも加速度的に進化し、通信速度や電波の安定性が良くなっています。実はWi-Fiルーターも3G回線から4G回線へ移行しつつあるのはご存知でしょうか?
2020年3月31日でWiMAXのサービスが終了
終了するサービス
- WiMAX通信機能搭載3Gスマートフォン向け「+WiMAX」
- WiMAX通信機能搭載3Gデータ通信端末向け「3G/WiMAXハイブリッド」
- WiMAX通信機能搭載LTEデータ通信端末向け「ノーリミットモード」
auの公式ホームページでは2018年9/3に、「2020年3/31をもって、一部WiMAX関連サービスを終了します」との告知がありました。主に重要なのは上記の3つのサービスです。
対象機種
- 3Gスマートフォン:2011年春モデルから2012年夏モデルまで
- 3G、LTEデータ通信端末:2010年モデルから2014年春モデルまで
上記となっておりますが、詳しくはau公式ホームページをご確認ください。
とはいえ、4年から8年前の機種ですので、対象機種を持っている方は少ないのではないかと思います。
具体的に困ることは?対策はあるのか?
「+WiMAX」の場合
3Gスマートフォンの一部機種は月額550円プラスでWiMAXの電波も使えるようになります。このサービスが終了するのですが、もともとある3G回線はそのまま使えますので、そこまで困ることはないはずです。
「3G/WiMAXハイブリッド」の場合
こちらも①と同様に3GとWiMAXの電波が両方使えるルーターではありますが、WiMAXのみ使えなくなるだけです。
「ノーリミットモード」の場合
これは少し注意が必要です。HWD14とHWD15は WiMAX、WiMAX2+、4GLTEが使えるトライブリットモデルです。WiMAXは追加料金なし、速度規制なしの「ノーリミット」として使うことができるので非常に人気がありました。
WiMAXが使えなくなるので、WiMAX2+か4GLTEを使わざるを得なくなります。WiMAX2+は追加料金はありませんが7GB制限があり、4GLTEは追加料金で1,000円かかるのに加えて7GBの制限もかかるので、ノーリミットに魅力を感じていた方はWiMAX2+が速度制限なしで利用できる Wi-Fiルーターに機種変更が必要です。
まとめ
WiMAXのサービスが終了するからといって、すぐに機種変更が必要かと言われると難しいところではありますが、個人的には機種変更をお勧めします。
現在、すでに3G回線の新規受付は終了しており、今後は4Gから5Gの時代に移ろうとしています。ゆくゆく3G回線はなくなると言われていますし、3G回線よりも4Gの方が通信速度も早く、今はauピタットプランを選ぶことによって基本使用量も安く抑えられるようになりました。
そうなると、あえて3G回線をそのまま使い続けるメリットはあまり無いように思います。これを機会に機種変更も検討して見てくださいね。