ドコモから、2021年5月28日にSonyの新機種「Xperia Ace II SO-41B」が発売されました。この機種のキャッチコピーは「シンプルで長持ち。あんしんして使えるコンパクトXperia」となっており、その名の通りコンパクトサイズで老若男女問わず誰でも使いやすいデザインとなっています。
また、バッテリーも4500mAhとコンパクトの中では大容量のため、長く安心して使えるのも特徴ですが、何と言っても本体価格が安く購入しやすい。「docomo Online Shop」では支払い総額22,000円となっており、まさにコスパ抜群の機種となっているので「そこまでハイスペックは求めてない。」「とにかく安く新しい携帯が欲しい。」「コンパクトなデザインが良い。」など、幅広いユーザーにオススメの機種となってます。
携帯としては、非常に優秀で本体価格も安いので売れている機種ですが、発売当初は不具合が発生していました。今回は、Xperia Ace II SO-41Bに発生していた不具合の内容とその改善方法を解説します。
Xperia Ace II SO-41Bの端末不具合って何?
話題のSony、しかも新機種というだけあって、発売初日から購入していく人が多かった機種です。しかし、カメラに関する不具合がネットでも多数報告されていました。
主な不具合は、カメラアプリで撮影すると、カメラアプリが強制終了する場合がある。SDカードを認識しない場合があるという内容でした。まずは、それぞれの症状を詳しく解説していきたいと思います。
カメラアプリで撮影すると、カメラアプリが強制終了する場合がある。
実は、プリインストールされている標準のカメラアプリに限り、この不具合(強制終了)が発生しており、GooglePlayからダウンロードしたカメラアプリでは不具合が起きていないという報告がありました。
正直、ハイスペックスマホと比べるとカメラの性能は見劣りしますが、やはり誰でも使う機能に不具合が出てしまうというのは結構致命的かも知れません。
SDカードを認識しない場合がある。
こちらも大きな問題になる不具合ですが、Android→Androidに機種変更をした際、一般的にSDカードを使ってデータ移行を行いますが、そのSDカードが「Xperia Ace II SO-41B」に挿入しても認識されない事象です。
その場合、クラウド経由やショップにある「ドコピー」という専用機器を使って移行は可能ですが、一番の問題はSDカードを挿入すると画面に「フォーマットしますか?」という文言が出てきてしまう事です。
スマートフォンの操作に慣れている人なら「フォーマット=初期化=やるべきではない」と分かりますが、スマホに慣れていない人や初めてスマホを買ったという人には「フォーマット」の意味がわからずそのままOKをしてしまい、SDカードのデータが全て消えてしまうという事も。
実際に、店頭でも「Xperia Ace II SO-41Bに機種変更したらSDカードのデータが消えてしまった」という相談を受けています。
【解決済】ソフトウェアアップデートで改善できる
ちなみに、上記の不具合は2021年6月11日に配信されたソフトウェアアップデートで改善されています。すでにこの機種を使用されている人は、一度ご自身のスマホのバージョンを確認しておきましょう。
バージョンの確認方法
ホーム画面で『アプリフォルダ』⇒『設定』⇒『デバイス情報』⇒『ビルド番号』をチェックし、ビルド番号が「60.1.A.2.40」になっていれば更新済みです。
もし、上記以外のビルド番号だった場合、早めに更新をしたほうがいいでしょう。
また、基本的にソフトウェアアップデート後は、メーカーからの出荷時に最新の状態になって店舗へ送られてきていると思われますが、店舗によっては発売初期の端末を在庫として残っている店舗もあります。
念のため、これからXperia Ace II SO-41Bを購入される予定の人は、SDカードを入れる前に「ビルド番号」の確認し、最新になっていることを確認してから使用しましょう。
ソフトウェアアップデートの方法、及びバージョンの確認方法は以下のリンクからどうぞ。
公式:Xperia Ace II SO-41Bのソフトウェアアップデート情報
知って得する!
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,300円)もかかりません。
公式:ドコモオンラインショップ
公式:auオンラインショップ
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