SunDiskより「iXpand ワイヤレスチャージャー(256GB)」が発売されました。従来のiXpandは、iPhoneの充電コネクタに挿しこむだけでバックアップが取れる便利な製品でした。
しかし、今回のiXpandワイヤレスチャージャーはQi充電に対応していて、置くだけで充電とデータのバックアップを同時に行ってくれます。もちろん、iPhoneだけでなくAndroidにも対応しています。
従来のバックアップ関連の機器と比べて、iXpandワイヤレスチャージャーは革新的な製品です。iPhoneでバックアップを取っていない人にとって、なぜ革新的なのかを解説します。
挿すだけから置くだけへの革命
iPhoneのバックアップについては、定期的に簡単に取る人と、よくわからなくて取っていない人がいます。
そもそも「iCloud」という機能があり、完全なバックアップを自動で取ってくれるのがiPhoneの強みの1つです。ただし、無料で取れるのは5GBまでなので、写真の保存にはほとんどの人が足りないでしょう。
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また、iCloud以外のバックアップとなると、iTunesがあります。
これは、iPhoneとパソコンに直接ケーブルで繋いでバックアップを取る方法ですが、iTunesはWindowsパソコンでは動作が重く、iTunes自体の操作性もお世辞にも良いとは言えません。パソコンやスマホが苦手という人に、iTunesでのバックアップは敷居が高いと言えるでしょう。
また、iPhoneにはSDカードが挿しこめないので、専用のSDカードリーダーなどを使わないとSDカードでのバックアップも取れません。
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従来の挿すタイプのiXpandなら、挿すだけでバックアップが取れるのですが、「iXpandを購入したが全く使わなくなった」というユーザーはかなりいたと思われます。
iXpandでバックアップを取らないのか?
挿すタイプのiXpandですが、挿すだけでバックアップを取ってくれるのであれば便利に思える人もいるでしょう。しかし、そもそもiPhoneにはiTunesやSDカードリーダーなどのバックアップ方法があります。
そして、これらに共通しているのは「iPhoneを別の機器に接続しないとバックアップが取れない」という点なんですね。バックアップを普段取らない人にとって、バックアップの為のひと手間というのは意外と面倒なものなのかもしれません。
もうバックアップの心配がなくなる
iXpandワイヤレスチャージャーが革新的なのは、充電と同時にバックアップを取ってくれるという点です。
どんなにめんどくさがりな人でも、充電を全くせずにiPhoneを使い続けることはありません。必ず充電は行いますし、充電と同時にバックアップを取ってくれるのでバックアップを忘れるということがありえなくなります。
しかも、iXpandワイヤレスチャージャーのスゴイところは、バックアップのストレスを全て潰している点にあります。もうバックアップの操作に悩む必要もなくなりますし、定期的にバックアップのことを思い出す必要も、手間をかける必要もなくなります。
つまり、バックアップに関する心配が全くなくなるのです。
しかも、それがiPhoneやバックアップの操作が苦手な人でも大丈夫だというのだから、今までに全くなかった製品だと言っても過言ではありません。
iXpandは定価で買ってはいけない
iXpandワイヤレスチャージャーは、容量256GBで定価3万円以上します。あなたのiPhoneに詰まった思い出を守るためとはいえ、結構な値段ですよね。
ちなみにauでは29,800円(税抜)、ソフトバンクでは29,733円(税抜)です。
実はiXpandワイヤレスチャージャーは定価で買ってはいけない商品です。新作のiPhone発売に向け、キャリアショップで販売されると、メルカリやヤフオクなどで安く投げ売りされる可能性があります。
正規で購入する前に、他の販売ルートの相場をチェックしてみてもいいかもしれませんね。
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,300円)もかかりません。
公式:ドコモオンラインショップ
公式:auオンラインショップ