ドコモの新料金プランが提供開始になり、プラン変更をすることで「料金が安くなる人」、逆に「高くなってしまう人」もいます。
基本的な考えとして、ドコモでは「基本料金が安くなった代わりに端末購入時の割引が廃止になる。」というものです。これは大手キャリア共通です。
では、以前からドコモのタブレットを持っていた人はどうなるのでしょうか。過去記事にもありますが、ドコモでは「dtabシリーズに機種変更することで、月々の基本料金を安くすることができる裏技」がありました。
しかし、2019年6月以降その方法も使えません。そこで、新料金プランの提供と端末購入時の割引廃止になることで、ドコモのタブレットはどうなるのかを解説していきます。
ドコモのタブレット(iPad)は維持費がいくら?
2019年6月以前にドコモのタブレット(iPad)契約している人であれば、旧プラン「カケホーダイ&パケあえる」が適用になっています。
そのため、一人で利用している人は「2台目プラス」、家族でパケットを分け合っている人は「シェアパック/シェアオプション」を契約しています。そうなると、タブレットは子回線という位置付けで契約しています。
タブレットの基本料金(子回線)
- 基本料金:1,870円
- SPモード:330円
- シェアオプション:550円
- 合計:2,750円
上記のプランでタブレットを契約し、さらに「dtab Compact d-02K」に購入すると、端末代金より月々サポートの金額が高いため、端末代金は実質負担金がマイナスになっていました。
d-02Kの維持費(子回線)
- 基本料金(税抜):1,870円
- SPモード(税抜):330円
- シェアオプション(税抜):550円
- 本体代金(税込):1,890円×24ヶ月
- 月々サポート(税込):‐2,484円×24ヶ月
- 合計(税込):2,106円
現在は、この方法は適用できません。
参考:店員が教える。ドコモのタブレット「dtab Compact d-02K」の活用方法!
新料金プランでタブレット(iPad)の維持費はいくら?
2019年6月以降、旧料金プランは新規受付終了となり、端末購入時の割引も廃止となっています。では、新料金プランでタブレット(iPad)を持った場合の維持費はいくらになるのでしょうか。
タブレットの基本料金(子回線)
- データプラス:1,100円
- 合計:1,100円
今回、ドコモの新料金プラン「ギガホ/ギガライト」では、家族でパケットを分け合うことはできません。
タブレット(iPad)は、「2台目プラス」と同様に、親回線と子回線という契約になります。また、同一契約者であることが条件で、スマホは親名義、タブレットは子供名義などの契約はできません。
あくまで、同一名義でケータイとタブレットの「ペア設定」が必要になります。
しかし、新料金プランでは「基本料金(月額1,100円)」が安くなっています。これは嬉しい変更ですね。
もし、ドコモで「親回線(ケータイやスマホ)」を持っておらず、タブレットだけが欲しいという場合、タブレットの料金プランは「ギガホ/ギガライト」で契約することになります。
タブレットの本体価格はいくら?
新料金プランでは、タブレット(iPad)の基本料金は月額1,100円です。それでは、端末代金を加算した場合、いくらになるのでしょうか。
参考までに、ドコモで販売されている人気タブレット(iPad)を紹介します。
dtab Compact d-02K
- 一括購入:44,712円
- 24回払い:1,863円×24回
- 36回払い:1,242円×36回
dtab d-01K
- 一括購入:54,432円
- 24回払い:2,268円×24回
- 36回払い:1,512円×36回
iPad 32GB
- 一括購入:56,376円
- 24回払い:2,349円×24回
- 36回払い:1,566円×36回
iPad mini(第5世代)64GB
- 一括購入:66,096円
- 24回払い:2,754円×24回
- 36回払い:1,836円×36回
例えば、「dtab Compact d-02K」を36回払いにすれば、「基本料金1,000円+端末代金1,242円×36回」となります。
タブレットの基本料金(子回線)
- データプラス:1,100円
- 本体代金(税込):1,242円×36回
- 合計(税込):2,322円
どうでしょうか?3年分割にはなりますが、旧料金プランと変わらない金額で持つことができます。
「3年分割じゃ、長すぎるし・・・。」
こんなことも考えてしまいますね。しかし、そのときは2年後に下取りに出して、新しいタブレットに買い替えてもいいでしょう。現在の下取り価格は10,000円。残りの残債は数千円で済みますので、そこまで負担にならないでしょう。
すでに旧料金プランでタブレットを持っている場合
現在、すでに旧料金プランでタブレットを使用している状態で、新しいタブレットに機種変更すると基本料金はどうなるのでしょうか。
ドコモでは、現時点では旧料金プランを継続したまま、新しいタブレットに機種変更することができます。もちろん、自分の好きなタイミングで新料金プランに変更することも可能です。
旧料金プランでタブレットを新規契約できるのか?
新料金プランでタブレットを持っても、意外と安く維持することができます。いざ、新規でタブレットを契約しようとしたとき、親回線が旧料金プランだった場合はどうでしょう。
この場合、親回線が旧料金プランだったとしても、タブレットを新規契約するには、新料金プランで契約しなければなりません。もし、親回線の旧料金プランを継続する場合、新規契約するタブレットは以下の通りです。
親回線が旧料金プランだった場合
親)スマホ(旧料金プラン)
- シンプル:1,078円
- ベーシックパック:3,190円~
- SPモード:330円
子)タブレット(新料金プラン)
- ギガライト:3,278円~
タブレットであっても「ペア設定」ができず、タブレット単体での契約になるため「ギガライト」や「ギガホ」の契約となります。もちろん、タブレットなので通話はできません。
もし、親回線が割引の関係などの理由で新料金プランに変更することが出来ない場合、上記のような契約になります。タブレットの請求金額は、使用したデータ容量に応じて変動になります。
ですが、親回線が新料金プランに変更できる場合はさらに安くなります。
親回線が新料金プランだった場合
親)スマホ(新料金プラン)
- ギガライト:2,178円~
子)タブレット(新料金プラン)
- データプラス:1,100円
親回線の最安料金は、「ギガライト+みんなドコモ割(3人以上)」となります。そして、タブレットは「データプラス」が適用可能になります。
2台持っても「月額3,278円~」維持することができるのは、かなりお得と言えるのではないでしょうか。ちなみに、請求金額は2台で使用したデータ容量に応じて、ギガライトの請求金額が変動になります。
参考になれば嬉しいです。
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,300円)もかかりません。
公式:ドコモオンラインショップ
公式:auオンラインショップ