ケータイを解約するとき、または他社へ乗り換えるときに、必ず問題になるのが解約金(違約金)です。
携帯業界では、ケータイやタブレット、固定回線などを契約する際は、ほとんどの方が2年定期契約を結んでおり、契約から2年以内に解約や料金プランや各種割引サービスを廃止する際、10,450円(税抜)の解約金が発生します。
しかも、この2年定期契約は自動更新になっており、2年以上契約していれば、その後は解約金が発生しないわけではありません。そのため、解約金のかからない期間「更新月」に解約や料金プランや各種割引サービスを廃止する必要があります。
この解約金のかからない期間「更新月」も期間が短すぎるため、撤廃もしくは延長するべきだと指摘されていました。
解約金がかからない期間「更新月」とは?
2年定期契約あり | 2年定期契約なし | |
カケホーダイ | 2,970円 | 4,620円 |
カケホーダイライト | 1,870円 | 3,200円 |
シンプル | 1,078円 | 2,728円 |
まずは、「2年定期契約(2年縛り)」とは何か?そして、「更新月」とは何かを知っておく必要があります。
「2年定期契約(2年縛り)」とは、契約を2年ごとに縛ることで基本料金が安くなる仕組みです。上記はドコモの基本料金ですが、「2年定期契約あり」と「2年定期契約なし」の金額は違います。
そして、この契約期間中に解約やMNP、または料金プランや各種割引サービスを廃止した場合、10,450円(税抜)の解約金が発生します。
次に、解約金のかからない期間を「更新月」と言います。今回の改定では、この更新月が2ヶ月→3ヶ月に延長され、より解約やMNPがしやすくなりました。
しかし、ユーザー側の意見としては「そもそも解約金など不要では?」という声も多くありますが、現時点では撤廃は難しいようです。しかし、3ヶ月に延長されることでより解約やMNPがしやすくなったことは間違いありません。
今後もさらなる延長、撤廃を検討していただきたいですね。
自分の更新月を知っていますか?
自分の契約内容は、お客様サポート「My docomo」で確認することが可能です。ちなみに、auでは「My au」、ソフトバンクでは「My Softbank」で、契約内容を確認することができます。
ただし、4ケタの暗証番号、もしくはID/PASSの入力が必要です。
ご契約期間は2019年1月で2ヶ月目となりました。
契約満了月は2020年11月です。
そして、ドコモでは「ご契約プラン」で契約期間を確認することができます。ここで注目するところは、「契約満了月は2020年11月です。」です。
今までは、契約満了月の翌月と翌々月が更新月(12月、1月)でしたが、今回の改定で、契約満了月の当月、翌月、翌々月の3ヶ月間であれば解約金がかからないということが分かります。そうなると、次回は契約満了月は2020年11月、12月、1月が「更新月」ということですね。
ぜひ、参考にしてくださいね。
ちなみに、「2年縛りになっているから機種変更できない。」と、思っている方も多いようですが、2年縛りだったとしても機種変更できないわけではありません。
あくまで、2年縛りとは解約するときにだけ注意することで、機種変更は関係ありません。ただし、端末購入時の割引(月々サポート、月月割、毎月割)が適用されている場合、そちらは廃止となりますので注意してください。
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,300円)もかかりません。
公式:ドコモオンラインショップ
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