巷では本屋離れが社会問題になっていますが、スマートフォン・タブレットで手軽に読める電子書籍は大人気です。
auでは「ブックパス」がauユーザー以外の方も利用できるようになりましたが、さらに雑誌のみを扱った新サービス 「ブックパス読み放題プラン(マガジンコース)」が2018年12月12日より開始となりました。
今回は、すでに提供されている「ブックパス(月額562円)」の総合コースとの比較も含め、どちらがオススメなのか詳しいサービスについて解説いたします。
ブックパスのサービス概要
読み放題プラン 総合コース (改称) | 読み放題プランマガジンコース | |
内容 | 「ブックパス」で配信中の電子書籍のうち、約4万冊の作品が読み放題 (コミック、小説、グラビア、ラノベ、実用書、雑誌等) | 「読み放題プラン 総合コース」で提供している雑誌と同ラインアップで、300誌以上が読み放題 |
価格 | 月額562円 (税抜) | 月額418円 (税抜) |
「ブックパス読み放題プラン(マガジンコース)」は、月額料金418円でスマートフォン・タブレット・パソコン画面で雑誌が300誌以上が読み放題です。
もともと、auでは「ブックパス(月額562円)」のみでしたが、その中の雑誌だけを読み放題にしているコース(月額418円)として提供されたようです。
しかも、スマートパスプレミアム会員は、2018年12月12日~2019年5月31日までの申し込みで2019年7月分までの情報料190円で提供されています(半額キャンペーン)
雑誌だけでなく、小説・コミック・実用書・写真集、BLや大人向けの〇〇系などが読みたい場合は、「読み放題プラン 総合コース(月額562円)」で、雑誌だけなら「ブックパス読み放題プラン(マガジンコース)」となります。
個人的には、雑誌だけよりも漫画や小説も読める「総合コース」がお得でオススメです。ちなみに雑誌だけ読みたい場合は、ドコモの「dマガジン(月額440円)」も有名ですが、こちらは約200̪誌ですので、内容的にはauのブックパスのほうが充実しています。
関連記事:auスマートパスって必要?解約すべき?メリット&デメリットを解説。
「ブックパス読み放題プラン(マガジンコース)」の入会方法
「ブックパス読み放題プラン(マガジンコース)」を利用するためには、「au ID」でのログインが必要です。そして、決済方法は、「au ID/かんたん決済」です。
- auユーザー=au ID
- auユーザー以外=Wow!ID
auユーザー以外の方が「ブックパス読み放題プラン(マガジンコース)」を登録するためには、事前に「Wow!ID」の取得が必要です。
下記のリンクから、「新規登録」にアクセスし、メールアドレスの登録と会員情報を入力すれば「Wow!ID」の取得ができます。
Wow!IDとは
Wow!IDとは、Wowma!などのauで提供されている各種サービスを、1つのIDでスマートフォンやパソコンなどから便利にご利用いただくためのIDです。
簡単に説明すると、auユーザー以外の方が、auのサービスを利用するために必要な「ID」ということですね。
登録も簡単。まずは「総合コース」がオススメ!
auユーザーだけでなく、ドコモやソフトバンク、格安スマホなど他社のスマホでも登録・利用が可能です。
初回30日間無料ですので、まずは「総合コース」を選び、利用していく中で雑誌だけで十分だと判断できれば、「マガジンコース」に変更するほうがお得でしょう。
登録は、下記リンクからアクセスし、「総合コース」もしくは「マガジンコース」を選択します。あとは「au IDログイン」もしくは「Wow! IDログイン」入力し、規約に同意するだけで登録完了です。
公式サイト:電子書籍ストア【ブックパス】
「ブックパス」の利用方法
雑誌タイトルで検索するほか、ジャンルごとに分かれているホルダーを開き、並んでいる雑誌の表紙画像から読みたい雑誌をクリックします。
また、検索ボックスにキーワードを入力して検索ボタンを押すと、そのキーワードに関連した雑誌が表示されるのでその中から読みたい雑誌を選ぶことも出来ます。
例えば、お出かけするときに、現地情報を調べたい場合には、「お出かけ」や、「お土産」・「駅弁」のようなキーワードから雑誌をピックアップ検索することもできます。
「ブックパス読み放題プラン(マガジンコース)」で雑誌を読むメリット
月額418円の読み放題プランで、300誌以上の幅広いジャンルの雑誌から好きなだけ読めて経済的です。
雑誌が、荷物にならず必要な時にはいつでも読めるので便利です。表示も縦横切り替えだけで、見開きにも、片側ページ表示の切り替えができて見やすいです。
ちなみに、ドコモのdマガジンと比較されることが多いですが、dマガジンは月額440円で約200̪誌ですので、内容的にも料金的にもauのブックパスのほうがお得です。
デメリット&注意点
PC(Windows)の画面でも試してみましたが、拡大表示は大・小の切り替え程度しかできませんでした。スマホや、タブレットの画面のほうが見やすいように感じます。
また、フィルタリングサービス利用の方は、設定などによりブックパスが利用できない場合があります。
読み放題プランでダウンロードしたコンテンツは、「ブックパス読み放題プラン」を解約すると利用出来なくなります。
iOSアプリは閲覧専用のアプリです。ブックパスサイトにて電子書籍の購入、読み放題プランへの加入を行ってください。
まとめ
月額562円の「読み放題プラン 総合コース(読み放題プラン)」は4万冊以上の取り扱いがあり、auユーザー以外にも人気ですが、「ブックパス読み放題プラン(マガジンコース)」は雑誌の種類やコミックが限定的なため、読み物が好きな方には物足りないかもしれません。
お試し用のライトコースと考えれば、月額418円と入りやすいサービスといえます。auユーザーは「かんたん決済」でauの請求に合算支払いができる点や、スマートパスプレミアム会員を対象に展開している半額キャンペーンもありますので、とにかく試してみるべきでしょう。
またauユーザー以外の方も、30日の無料期間がありますので、雑誌好きや普段から購入している方は試してみる価値ありです。
公式サイト:電子書籍ストア【ブックパス】
知って得する!
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,300円)もかかりません。
公式:ドコモオンラインショップ
公式:auオンラインショップ