ソフトバンクの「みんな家族割」は、最大2,000円の割引が永年つくという、かなりお得なサービスです。
しかし、2018円9月6日より「みんな家族割」の新規受付は終了となりました。それに伴い、開始されたのが「みんな家族割+」です。
「+(プラス)」という位だから、割引額が増えるのかと思ったら「実質みんな家族割-」でした。「+(プラス)」という言葉の意味に困惑しつつ、今回は「みんな家族割」と「みんな家族割+」の違いについて解説します。
変更前「みんな家族割」とは
変更前の「みんな家族割」とは、家族でウルトラギガモンスター(データ定額50GB)に加入している回線数に応じて、割引されるサービスです。
ちなみに「ウルトラギガモンスター」は、現在新規受付を終了しています。その代わり、「ウルトラギガモンスター+」となり、8種類のアプリサービスがデータ無制限で利用できます。
「みんな家族割」の割引金額
- 1回線:なし
- 2回線:-1,650円/回線
- 3回線:-1,800円/回線
- 4回線以上:-2,000円/回線
例えば、夫婦でウルトラギガモンスターに加入していれば、それぞれ1,500円ずつ、計3,000円が毎月割引されます。
変更後「みんな家族割+」とは
2018年9月6日より変更になった「みんな家族割+」とは、家族でウルトラギガモンスター(データ定額50GB)、ウルトラギガモンスター+(データ定額50GBプラス、ミニモンスター(データ定額ミニモンスター)に加入されている回線数に応じて、割引されるサービスです。
回線数 | ウルトラギガモンスター+ | ウルトラギガモンスター |
1回線 | なし | なし |
2回線 | -550円/回線 | -1,650円/回線 |
3回線 | -1,650円/回線 | -1,800円/回線 |
4回線以上 | -2,000円/回線 | -2,000円/回線 |
ウルトラギガモンスター+の2回線、3回線時の割引額が減っていますが、とくに2回線での割引が500円しか入りません。
家族みんな、ソフトバンクでまとめる位の勢いで行かないと、あまり恩恵が無くなってしまいました。これが「みんな家族割+」が実質「みんな家族割-」ではないかという理由の1つ目です。
唯一の利点と言えば、ミニモンスターでも頭数に入っているという点だけでしょうか。
ミニモンスターはカウント対象のみ
みんな家族割は、ミニモンスターに対しては割引が入りません。
その代わりカウント対象にはなるので、ウルトラギガモンスター、ウルトラギガモンスター+加入者の割引額が増えます。
例えば、ミニモンスター3台、ウルトラギガモンスター+1台の場合、ミニモンスターの割引額は0円ですが、ウルトラギガモンスター+1台から2,000円の割引が入ります。
データシェアプラスが対象外になる
みんな家族割は、家族がいない人にとっては興味が惹かれないサービスと思われがちですが、1人でもタブレットをデータシェアプラスで契約していれば、子回線としてカウント対象になり、みんな家族割が適用できました。
変更前の「みんな家族割」では
例えば、タブレットずーっと割でAndroidタブレットを980円で持った場合、子回線を50GBプランにしておけば、親回線のスマホから1,500円の割引が適用されていました。
しかし、「みんな家族割+」になり、データシェアプラスの回線はカウント対象外に改悪されてしまいました。今後、ソフトバンクで契約する時は、少なくとも3人以上ソフトバンクに加入しないとあまりお得にならないので注意が必要です。
参考:みんな家族割+
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,300円)もかかりません。
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