毎月の利用料が格安な携帯会社にスマホの契約を乗り換える方が増えています。何と言っても毎月の利用料金が安くなるのは嬉しいです。
大手キャリア携帯会社で最新モデルを購入し、乗り換えの時に機種代の分割金を一括で精算して持ち込み契約をされる方も多いでしょう。そこで1つ気になるのが、スマホが故障したらどこに相談したら良いの?ということです。
せっかく格安料金で通信も存分に使えると喜びも束の間、もし壊れたらどうするれば・・・。今回は、格安スマホで人気のUQ mobileのケータイが壊れた時に受けられる修理補償サービスや手続きについて調べました。
UQの保証サービスについて
UQ mobileには、Android端末に対して2パターンの端末補償サービスがあります。1つはUQで新たな端末を購入した時に加入できる「端末補償サービス」です。もう1つは既に他で購入済みの、持ち込み端末を補償する「つながる端末補償」です。
iPhoneは、新たに端末購入する際に「apple Care+」に加入出来ます。
UQで端末を購入した時に加入できる「端末補償サービス」
「端末補償サービス」は月額418円の補償オプションです。
自然故障の場合、購入日から1年間はメーカー保証が適用され、1年後からは上限5,000円の修理代で何度でも修理可能です。修理が出来ない場合は、端末交換サービスを年2回まで適用可能で、1回目は5,500円、2回目は8,800円です。盗難・紛失の際には新たな機種購入代に対して10,000円補填されます。
UQ mobile端末補償サービス受付センター
- 電話番号:0120-466ー446
- 受付時間:9:00~21:00
1.預かり修理
自然故障 | 1年目(メーカー補償) | 無償 |
2年目以降 | 上限:5,500円 | |
部分破損 | 上限:5,500円 | |
水濡れ・全損 | 上限:5,500円 | |
代用機利用料(1回の利用につき) | 1,100円 |
2.端末交換サービス
自然故障 | 1年目(メーカー補償) | 無償 |
2年目以降 | 1回目:5,500円 | |
部分破損 | 2回目:8,800円 | |
水濡れ・全損 | (年2回まで) | |
盗難・紛失 | ※UQモバイル端末の購入代金から10,000円補填 |
他で購入した持込端末を補償する「つながる端末補償」
「つながる端末補償」は、他で購入のAndroidのスマートフォンをUQモバイルのSIMに切り換え時に月額550円で任意で加入できる端末補償です。
補償内容は、年間1回2回の修理を5万円の限度内であれば無償で修理となります。修理が不可な場合、UQ mobileで指定した端末交換サービスを1年に2回まで適用可能です。1回目は4,400円、2回目は8,800円で対象期間中なら毎年適用可能です。
つながる端末保証受付センター
- 電話番号:0120-301-883
- 受付時間:10:00~18:00
1.預かり修理
補償内容 | 保証期間 | 修理代金 |
自然故障 | 発売から36ヵ月以内 | 1回の補償につき年間5万円まで無償で修理が可能 |
破損・水濡れ | つながる端末補償契約期間中 |
2.端末交換サービス(修理が不可能な場合)
有償交換 | 保証期間 | 交換代金 |
交換対応 |
毎年1回目 | 4,400円 |
1回目と同一年の2回目 | 8,800円 |
AppleCare+ for iPhoneの補償サービス
「AppleCare+ for iPhone」に加入すると、修理保証とテクニカルサポートがiPhoneの購入日から2年間に延長されます。
さらに過失や事故による損傷に対する修理などのサービスを、画面の損傷は、1回につき3,700円、その他の損傷は1回につき12,900円のサービスで最大2回まで適用可能です。
※Apple サポートへ直接問い合わせが必要です。
月額料金 | iPhone 6s | 617円 | |
iPhone 5s/SE | 534円 | ||
画面割れ | 3,700円 | ||
その他の損傷 | 上限:12,900円 |
Wi-Fiルーターの故障修理について
「novas Home+CA」、「U Road-HOME 2+」、「U Road-Stick」以外のWiMAX2+ルーターは、契約から15日目以降はauショップへの持ち込み修理になります。
それ以外は、UQお客さまセンターへお問い合わせください。
機種サービス | 利用開始からの日数 | ||
14日まで | 15日目以降 | ||
WiMAX2+ |
novas Home+CA | UQお客さまセンターへ問い合わせ | |
U Road-HOME 2+ | |||
U Road-Stick | |||
上記以外 | auショップへ問い合わせ | ||
WiMAX | 全ての機種 | 製造メーカーへ問い合わせ |
注意点
電池パックやスマホカバーなどの付属品は補償対象外です。発売日から36ヵ月以上経過している機種の修理はできません。
「つながる端末補償」の適用を受けるには、オプションの加入と併せて保証対象端末の登録が必要です。
補償サービスは必要なのか?
UQで購入する端末の場合、本体価格が3万円~4万円の価格帯でそこまで高額ではなく、さらに自然故障に対してのメーカー保証が1年間あるので、そもそも補償サービスに加入しなくもて良いという考えもあります。
ですが、スマホを頻繁に落としたりすると費用負担もバカにならないため、すぐに端末を買い替えることができないような方であれば、端末補償サービス加入していたほうが安心です。
しかし、2年以上経過し分割も終了してれば廃止しても問題ありません。ただし、1度補償サービスを廃止をすると、その機種に対しては再加入できませんので注意してください。
壊れる前に確認すること
預かり修理や交換対応でも、電話帳や画像などのデータの移行やアカウントの引き継ぎなどで悩まれる方も多いです。
スマホが壊れて操作もできない状態であれば、バックアップやデータ移行できません。ゲームアプリで課金した分も復元できないこともあります。このように、スマホが壊れてからではどうしようもない場合があるので、日頃からデータバックアップやアカウントのメモなどは取っておきましょう。
まとめ
格安携帯会社(MVNO)は、大手キャリア携帯会社に比べ店舗が少ない、もしくは店舗が無いというイメージがあり、サポートサービス面の不安がある方も多いようです。
しかし、UQ mobileでは新たに購入する端末の補償に加え、持ち込み端末に対しても、任意のタイミングで加入できる保証が用意されている点や、電話一本で対応してもらえる点やなど便利です。
きめ細かいサービスもあり、乗り換え後も安心して利用できそうです。