ガラケーやAndroidスマホを使っているなら、電話帳や画像のデータを「SDカード」に保存している、またはバックアップ用に使用している方は多いですよね。
そして、SDカードに保存していれば、大切なデータはずっと守られているものと思っている方も多いですが、実はそんなことはありません。
ショップでは、「SDカードのデータが消えてしまった。」、「突然、SDカードが読み込まなくなった。」、「SDカードが破損しています。」などの相談はよくあります。データが消失してからでは遅いので注意喚起の記事となっています。
SDカードのデータが消える原因とは?
書込回数に限度がある
SDカードには書込回数に限度があります。書込回数の上限は、SDカードの種類や品質にもよりますが、その上限に達したとき、SDカードのデータは消失、データの破損が始まっていきます。
スマホを使っていると、本体とSDカード間でデータの移行やコピーを何回もすることになります。また、ガラケー時代から同じSDカードを使用し、その度に、バックアップ/復元を繰り返しているなど、SDカードにデータを何度も書き込むことになります。
SDカードの寿命を早めるこになりますので、できるだけ書き込む回数を少なくするようにしなければなりません。
機種変更するたびに、同じSDカードを使うなら注意しましょう!
使用年数に限度がある
SDカードは消耗品と言われています。もちろん、使用できる(データを保存しておく)年数にも限度があります。一般的には、10年以上は使用可能ですが、保管状況や使用頻度によっては、数年で使用できなくなるケースもあります。
「写真として現像してしまえば劣化してしまう。それならSDカードに保存しておけば一生のデータを守れる。」
上記のようなことを言っている方もいますが、SDカードは使用年数に限度があることを知っておきましょう。
何年もSDカードを、引き出しに入れっぱなしにしていませんか?
静電気や過充電で壊れることもある
冬によくあることですが、SDカードは静電気などにも弱いです。
「バチっと言った瞬間にデータ消失!」なんてこともあります。店頭で、データ移行などしている場合に起こる悲劇でもありますが、ショップ店員さんなら、さっきまであった画像データが突然消えてしまう現場を何回も見ているはずですね。
また、充電器やスマホが壊れている場合、本体やSDに過電流/過電圧になることでSDカードが破損してしまうこともあります。
SDカードや充電器の取り扱いには注意しましょう!
SDカードは一時的な保存場所
SDカードのデータを入れておけば、データが消えることはないと思っている方は本当に多いです。
しかし、ショップにはSDカードのデータが消えてしまった、ギャラリーを開くと一部の画像だけグレーに表示され、画像が抜け落ちているなど・・・。このようなお客様は毎月何人も来店しています。
やはり、大切なデータはSDカードだけでなく、本体やクラウド、パソコンなど複数の場所に保存しておくことがオススメです。
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,300円)もかかりません。
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