これから夏になると、海やプールに行ったり友達とBBQをしたり、お出かけする機会が増えるのではないでしょうか。
「海水パンツのポケットにスマホを入れたまま海で泳いでしまった。」、「子供と川で遊んでいたら転んでしまってポケットに入れたスマホが川に流された。」、「旅行先で置き引きにあい、スマホを盗まれてしまった。」このような事例がとても多くなる時期になりました。
いざスマホが使えなくなってしまった時、家族や友達、取引先の電話帳のデータは消えるの?今までカメラで撮った思い出の写真は?ゲームアプリのデータはどうなるの?また何万円もするスマホを買い直さなきゃいけないの?
生活の必需品となりつつあるスマホの補償サービスについて見ていきましょう。
有料でも補償サービスには加入しておくこと!
auで携帯電話を購入する時、ほとんどの方は「故障紛失サポート」に加入するのではないでしょうか。
中には、「ケータイを壊したことも落としたこともない、わざわざ月額料金を払ってまで補償に加入する必要はない。もし、そんなことがあれば、また新しいスマホに買い替えるから大丈夫・・・」と、故障紛失サポートに加入しない方もいます。
しかし、最近のスマホは高額で10万円以上です。故障紛失サポートに未加入の場合、高額請求になることもあります。そのため、個人的には故障紛失サポートには加入しておくことをオススメしています。
故障紛失サポート(月額418円/630円)
auでは、ガラホとAndroidスマートフォン用の「故障紛失サポート」が提供されています。
故障したときに、割安で修理できたり、紛失・盗難時でもリフレッシュ品を届けてもらうことができます。ちなみに、「故障紛失サポート」に未加入の場合、修理代金が数万円になることもあります。さらに紛失、盗難時は新しいスマホを購入するしかありません。
交換用電話機お届けサービス
交換用電話機お届けサービスとは、故障、部分破損、全損、水濡れ、盗難、紛失に遭った場合に同一機種・同一色のリフレッシュ品と交換するサービス。
利用金額は、1回目であれば5,500円。2回目は8,800円となります。しかし、auの契約が25ヶ月目以上のユーザーであれば2,000円引きになります。
交換用電話機お届けサービスは、預かり修理と違って、リフレッシュ品との交換になりますので、原則1〜2日で自宅に新しい端末が届きます。
※auショップで代用機が借りられますが、その時はauショップに交換用電話機が届くので入荷連絡があったら代用機と引き換えに行く必要があります。
預かり修理サービス
故障した端末が自然故障の場合は3年間無償修理。
水濡れ・全損以外(例えば、充電口が壊れて充電できない、充電口のフタが取れてしまったなど)は修理代金の上限が5,000円まで。水濡れ、全損の場合は上限10,000円で修理可能です。
新保守サービス
料金改正に伴い、新たに2018年10月以降に発売の機種に対して「4時間特急便」・「液晶保護フィルム貼付サービス」・「データ復旧サポート」の3つのサービスが追加されました。
2018年10月発売モデル以降の機種には新たな保守サービスが適用されます。
- スマートフォン(4G LTE)
- タブレット(4G LTE)
- ケータイ(4G LTE)
- データ通信端末
- フォトストレージ端末(4G LTE)
- 据置き型ルーター(4G LTE)
関連記事:【au】「故障紛失サポート」が値上げ!?高額請求で損しないためにチェックしておくこと。
故障紛失サポート with AppleCare Services
auでは、iPhoneの補償サービスが「AppleCare + & 故障紛失サポート」から「故障紛失サポート with AppleCare Services」に名称が変わりました。
2018年9月14日以前に「AppleCare + & 故障紛失サポート」に加入していた方も、自動的に「故障紛失サポート with AppleCare Services」に移行され、新基準が適用されます。
月額料金
iPhone XS、XS Max、X | 1,190円 | |
iPhone XR、8 Plus、7 Plus、6s Plus、6 Plus | 890円 | |
iPhone 8、7、6s、6 | 790円 | |
iPhone SE | 707円 |
テクニカルサポート
電話もしくはチャットによるサポートです。
最大4年間、iPhoneの操作案内だけでなく、不具合や故障時のサポートなど、Appleの専任スペシャリストが対応してくれます。
- Appleサポート:0120-27753-5
故障対応(製品保証)
落下や外圧による、画面割れ、電源再起動、電源入らず、充電不良など、または水濡れ等で故障してしまったときに割安で修理してもらえます。
- 自然故障:0円
- 画面損傷:3,400円
- その他の損傷など:11,800円
上記の金額で修理できる回数は、4年で最大4回までです。
修理の受付方法は、一部のauショップだけでなく、Apple Storeまたは正規プロバイダへの持ち込み、自宅までの引き取りや交換品(本体)のお届けがあります。
紛失盗難保証
iPhoneを紛失してしまった場合、ご負担金11,800円で新品同等品(リフレッシュ品)を受付後1~2日間で届けてくれるサービスです。
盗難、紛失の場合は、事前に警察へ紛失届けを出しておく必要があります。その際、「警察署の名前」と「受理番号」をメモしておきましょう。
iPhone紛失盗難サポートセンター
- 電話番号:0120-925-050
- 受付時間:9:00~20:00(年中無休)
- ご負担金:11,800円
- 補償回数:4年間で最大2回
ちなみに「auスマートパス/auスマートパスプレミアム」に加入していた場合、修理や交換にかかった費用の一部がau WALLETポイントで戻ってきますのでお得です。
関連記事:auスマートパスって必要?解約すべき?メリット&デメリットを解説。
定期的にデータをバックアップしておこう!
故障紛失サポートは、あくまで「本体」や「バッテリー」など端末の補償であり、「電話帳」や「写真」などのデータに関しての補償ではありません。
修理でも交換でも、端末に保存されているデータやアプリは全てリセットされます。
そんな時には、やはりSDカードやiCloudなどでデータのバックアップが必要です。auショップでは「データお預かりアプリ」を使ったバックアップ方法をオススメしています。これはAndroidやiOS問わず使えるアプリで、auのサーバー上にデータを保存する方法です。
対象:電話帳・写真・動画・Eメール・カレンダーなど
au:データお預かり
ちなみに、LINEやFacebook、ゲームなど「アプリ」のデータはバックアップができません。アプリに関しては自己責任ですので、アプリのデータについてはアカウントやパスワードをメモしておいたり、アプリの提供元に直接相談してみましょう。
まとめ
auの「故障紛失サポート」はかなり手厚い印象です。修理をするよりも交換サービスのほうが対応のスピードも早いので、トラブルがあった場合は利用してみてください。
しかし、先述した通りデータ関係は自分でバックアップを取っておくしか方法がありません。突然、スマホの操作ができなくなった!失くした!という時は手遅れです。定期的にデータバックアップをしておきましょう。
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,300円)もかかりません。
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